映画館はどのぐらい稼いでいるのか
私は映画館で映画を観るのが好きなので、ちょくちょく映画館へ行きます。映画館によっては、毎月○○日は1200円や夫婦で何歳以上なら何円というサービスがあります。そして、どの映画館でも、ファーストデイというのがありまして、こちらは1200円になります。ちなみに、通常料金は1900円です(確か数か月前に100円値上がりしました)。
なので、私は毎月1日はスケジュールの都合がつけば、よく映画を観に行きます。そして、今回はその際に映画館はどのぐらい稼いでいるのか気になったので、斜めの角度から考えてみました。
映画館の料金
今日私が行った109シネマズの場合ですと、
通常料金:1900円
3D:2300円
IMAX:2500円
IMAX 3D:2900円
となっております。年齢やある条件で各種割引があります。
ちなみに、エグゼクティブシートという通常のシートよりも大きい真ん中あたりにある席ですと、+800円となっております。
また、109シネマズの場合ですと、ポイントカードがあり、これで6回観ると1回無料というものがあります。このカードを使うと、エグゼクティブシートでも追加料金はかからないです。
おそらく、どこの映画館も同じような料金体系であると思います。
ちなみに、トーホーシネマズにもラグジュアリーシート、プレミアボックスシートという席があるのですが、こちらは追加料金がかかります。また、トーホーシネマズでは、DOLBY ATMOSという音響システムが良いシアターも設置されています。
IMAX
説明が長くなってしまいましたが、本日はファーストデイなので1200円だと思って映画館へ行き、観たい映画のチケットを買ったところ、1800円でした。念の為、カウンターで何故か聞いてみると、IMAX版だったので、通常2500円が1800円ということだったようです。ちなみに、IMAXは通常のシアターより映像、音響が良いとのことらしいですが、そこまでの違いを感じ取ることはできませんでした・・・
私が鈍感なのかもしれません。以前、トーホーシネマズのDOLBY ATMOSで観た時は確かに音響の良さを実感しました。
シート
今回行った109シネマズではシアターによって、ロッキングシートという席が前方にあったので、そこにしてみました。これはどういう席かというと寄りかかると、背もたれが倒れるようになるんですね!
リクライニングのようなイメージです。この席は良かったです。
ただし、難点がありましてシアター前方の3列席しか設置されておりません。そのため、端の方は観にくいことと、迫力がありますぎるかもしれません(個人的には迫力があるのは良かったです)。
映画館の中で設備の良いシアター
これまでの色々な映画館へ行ってみて、大体IMAX等の設備の良いシアターは最も大きい所にあることが多いように感じます。今回行った109シネマズの場合ですと、写真のシアター7がそうでした。
映画館はどのぐらい稼いでいるのか
話が長々と逸れてしまいましたが、本題に入ろうと思います。
映画館はどれぐらい稼いでいるのでしょうか?ふと気になったので、考えていこうと思います。
チケット代による売り上げ
まずは、チケット代による売り上げを計算してみようと思います。
今回の座席数はこちらになります。
列ごとに席の数を数えてみます。
C~E:30×3=90
F:22
G~I:26×3=78
J~K(エグゼクティブ):16×2=32
L~N:26×3=78
O~R:32×4=128
S:16
T:14
普通席:426
エグゼクティブ:32
1900円×426席+2700円×32席=895,800円
いかがでしょうか?1回の上映約2時間で90万円弱です。なかなか凄いですね!
上映後15分ぐらいで掃除して、上映15分ぐらい前から入場するとして、前後30分は空くとしても、1日で4回転ぐらいするのではないでしょうか?
そうすると、1つのシアターで約360万円ということになりますね。
そして、シアター数が売り上げとなりますね。ただし、座席数が100席ぐらいのところもあるので、もちろんそこは少なくなります。
飲食による売り上げ
こちらの売り上げもなかなか大きいのではないでしょうか。
飲み物が大体350円、ポップコーンが大きさにもよりますが、大体500円といったとこでしょうか。確かセットで750円だったと記憶しております。
全員が買わないまでも、半分の人が買ったら、
750円×200人=150,000円
15万円です。4回転で60万円、こちらもなかなかの売り上げですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は映画館へ行ったことから、斜めの角度から映画館について考えてみました。そうすると、普段はなかなか考えもしないことを考えるきっかけにもなります。
ただ、あくまで素人のざっくりとした計算ではありますので、本当にこのようになっているかは分かりませんが、相場を見るといったことから考えれば、なかなか面白いのではないでしょうか。もちろん、ここから経費や人件費がかかるので実際の利益はこの通りにはいけないと思いますが。